夏休みもあと少し
夏休みもあと少しですね。
我が家はというと一週間の旦那のお盆休みに予定をぎっしり入れていたのですが、
色々あって別の意味で大忙しでした。
ことの始まりは盆休みの初日。
早朝から釣りへ出かけて、さてそろそろ片付けようかというころに
私の叔母さんから連絡があり、母（おばあちゃん）が緊急入院したと。
前日から熱があり、自分であんまり動けない＆痴呆もあり、困って救急車で病院へ行き
血液検査すると急性の胆のう炎か胆管炎の疑いがあるとのこと。
胆石があるのか検査するにも高齢のため内視鏡検査も辞めておいた方がいいと言われ
手術と手術後の合併症の危険性、更に手術などせずに抗生剤を入れた点滴だけで安静にしていたときの
２パターンからどちらにしますか？と選択を迫られ、叔母さんたちと相談。
ただし、点滴だけだと原因になっているものを確実に取り除けないので
数日で容態が悪化しますと言われました。
心停止したときの延命措置などもどうするのかも聞かれました。
しかし高齢の母のことを考え、叔母さんたちが選択したのは点滴。
正直私は可能性を考えて、どちらがいいとは口出しできなかった。
数日で容態が悪化する＝あと少しの命。
だいぶ前からいつか来ると覚悟していたものの、胸が詰まる想いでした。
翌日、血液検査で異常な数値の数々。
胆嚢だけでなく膵臓や肝臓や白血球の数値もとんでもない異常な数値。
本人は痴呆のせいか痛みをあまり感じないらしく、痛いとは言っていないので
それは良かったと言えたかも・・・。
確実に死を覚悟し、旦那の家族にも状況報告。
翌々日、お見舞いに行くと母の顔色が前日より良い。
血液検査の結果、なぜか異常な数値だったものがすべてほぼ正常値に。。。。
先生のお話によると胆管の最後のほうで詰まっていた石が点滴によって流れたか
胆汁の流れをせき止めていた石が少し動いて胆汁が流れるようになったからしい。
奇跡が起こったとしか言えない。
母は昔から内臓系の病気になったことがないし、運も良かったのだろう。
ここで喜びすぎて安心して気を抜いてはいけないと、自分に言い聞かせながら
連日お見舞いに足を運びました。
翌日の夕方から点滴を終了し、食事が出された。
元々食べるのが大好きな母は、皆が居なくなってからおかゆ以外は平らげたらしい。
そしてお盆の翌週の火曜日に無事退院できました。
でも母の痴呆の状況を見ていると家で介護できる範囲を超えているとしか思えない。
かろうじて私や自分の子供たちのことは分かるものの、それ以外は誰か分かっていないようだし
ずっと一人で昔の話を繰り返し話したり、食事を進めてもなかなか食べなかったり。
それ以外も自分でほとんど動けないのに動こうとしたり。
誰かが付きっきりで見て世話をするのにも、限度があると思う。
「誰の世話にもならず、誰にも迷惑かけずに死にたい。」
昔から母が言い続けてきたことだ。
誰の・・・は、きっと家族のことだと思う。
家族が世話をするから、余計に抵抗したりするんだと思う。
介護施設に入ったほうが、本人も割り切ってお世話をしてもらえるんではなかろうか。
ずっと前から介護認定を受けた方がいいと言い続けてきた私の気持ちは
叔母さんたちにもようやく通じたのだろうか。
ようやく動き出してくれたようだ。
「お母さんは言い出したら聞かないし、嫌がって暴れたりするから
施設に預けても追い出されるやろうから、預けるのは無理やから諦める。」
叔母さんはそういっていたけど、はたしてそうなんやろうか。
お互い顔を突き合わして毎日お互いに嫌な思いをしているよりずっといいのでは？
家族が世話をするのと、専門の方がお世話をしてくれるのとでは
世話する側の気持ちも世話される側の気持ちも違うのでは？
死の淵から奇跡としか言えない回復を遂げ退院できたのに
何もかも手放しでは喜べないもんなんですね。
私が冷たいんだろうか・・・。
いろんな気持ちが溢れているけど、一緒に住んでいないし選択できる権利はないので
何にもできないのが一番つらいかも。
夏休みの予定は色々変更せざるをえなかったけど、
悠人も悠人なりにがんばってくれたと思う。
毎日毎日怒ってばっかりで上手にやる気を出させてあげれなかったけど
お盆前には宿題も全部終わったし、留守番もちゃんとできてた。
細かいことを言えば、まだまだ注意することはたくさんあったけど。
というか、贅沢をいえば精神的にもっと我慢強くなってほしいし、
もっとちゃんと話を聞けるようになってほしいし。
色々あるけど、悠人なりには少しは成長できたところもあるかもしれない。
学校が始まったらまた、悠人とちゃんと向き合える時間も少なくなるし
一番頑張らないといけないのは、きっと私だわ。
色々考えたいことはあるけど、目の前のことから少しずつ解決していかなくちゃ。
我が家はというと一週間の旦那のお盆休みに予定をぎっしり入れていたのですが、
色々あって別の意味で大忙しでした。
ことの始まりは盆休みの初日。
早朝から釣りへ出かけて、さてそろそろ片付けようかというころに
私の叔母さんから連絡があり、母（おばあちゃん）が緊急入院したと。
前日から熱があり、自分であんまり動けない＆痴呆もあり、困って救急車で病院へ行き
血液検査すると急性の胆のう炎か胆管炎の疑いがあるとのこと。
胆石があるのか検査するにも高齢のため内視鏡検査も辞めておいた方がいいと言われ
手術と手術後の合併症の危険性、更に手術などせずに抗生剤を入れた点滴だけで安静にしていたときの
２パターンからどちらにしますか？と選択を迫られ、叔母さんたちと相談。
ただし、点滴だけだと原因になっているものを確実に取り除けないので
数日で容態が悪化しますと言われました。
心停止したときの延命措置などもどうするのかも聞かれました。
しかし高齢の母のことを考え、叔母さんたちが選択したのは点滴。
正直私は可能性を考えて、どちらがいいとは口出しできなかった。
数日で容態が悪化する＝あと少しの命。
だいぶ前からいつか来ると覚悟していたものの、胸が詰まる想いでした。
翌日、血液検査で異常な数値の数々。
胆嚢だけでなく膵臓や肝臓や白血球の数値もとんでもない異常な数値。
本人は痴呆のせいか痛みをあまり感じないらしく、痛いとは言っていないので
それは良かったと言えたかも・・・。
確実に死を覚悟し、旦那の家族にも状況報告。
翌々日、お見舞いに行くと母の顔色が前日より良い。
血液検査の結果、なぜか異常な数値だったものがすべてほぼ正常値に。。。。
先生のお話によると胆管の最後のほうで詰まっていた石が点滴によって流れたか
胆汁の流れをせき止めていた石が少し動いて胆汁が流れるようになったからしい。
奇跡が起こったとしか言えない。
母は昔から内臓系の病気になったことがないし、運も良かったのだろう。
ここで喜びすぎて安心して気を抜いてはいけないと、自分に言い聞かせながら
連日お見舞いに足を運びました。
翌日の夕方から点滴を終了し、食事が出された。
元々食べるのが大好きな母は、皆が居なくなってからおかゆ以外は平らげたらしい。
そしてお盆の翌週の火曜日に無事退院できました。
でも母の痴呆の状況を見ていると家で介護できる範囲を超えているとしか思えない。
かろうじて私や自分の子供たちのことは分かるものの、それ以外は誰か分かっていないようだし
ずっと一人で昔の話を繰り返し話したり、食事を進めてもなかなか食べなかったり。
それ以外も自分でほとんど動けないのに動こうとしたり。
誰かが付きっきりで見て世話をするのにも、限度があると思う。
「誰の世話にもならず、誰にも迷惑かけずに死にたい。」
昔から母が言い続けてきたことだ。
誰の・・・は、きっと家族のことだと思う。
家族が世話をするから、余計に抵抗したりするんだと思う。
介護施設に入ったほうが、本人も割り切ってお世話をしてもらえるんではなかろうか。
ずっと前から介護認定を受けた方がいいと言い続けてきた私の気持ちは
叔母さんたちにもようやく通じたのだろうか。
ようやく動き出してくれたようだ。
「お母さんは言い出したら聞かないし、嫌がって暴れたりするから
施設に預けても追い出されるやろうから、預けるのは無理やから諦める。」
叔母さんはそういっていたけど、はたしてそうなんやろうか。
お互い顔を突き合わして毎日お互いに嫌な思いをしているよりずっといいのでは？
家族が世話をするのと、専門の方がお世話をしてくれるのとでは
世話する側の気持ちも世話される側の気持ちも違うのでは？
死の淵から奇跡としか言えない回復を遂げ退院できたのに
何もかも手放しでは喜べないもんなんですね。
私が冷たいんだろうか・・・。
いろんな気持ちが溢れているけど、一緒に住んでいないし選択できる権利はないので
何にもできないのが一番つらいかも。
夏休みの予定は色々変更せざるをえなかったけど、
悠人も悠人なりにがんばってくれたと思う。
毎日毎日怒ってばっかりで上手にやる気を出させてあげれなかったけど
お盆前には宿題も全部終わったし、留守番もちゃんとできてた。
細かいことを言えば、まだまだ注意することはたくさんあったけど。
というか、贅沢をいえば精神的にもっと我慢強くなってほしいし、
もっとちゃんと話を聞けるようになってほしいし。
色々あるけど、悠人なりには少しは成長できたところもあるかもしれない。
学校が始まったらまた、悠人とちゃんと向き合える時間も少なくなるし
一番頑張らないといけないのは、きっと私だわ。
色々考えたいことはあるけど、目の前のことから少しずつ解決していかなくちゃ。
